My Eyes 米大統領選2016 ① キャラ立ちまくりの候補者たち

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コラムニスト/翻訳家

 

「おお、見えるだろうか・・・(Oh, say can you see)」というアメリカ国歌『星条旗』の一節ではないですが、次のアメリカ大統領を選出する選挙が、およそ1年4ヶ月後の2016年11月8日に実施予定です。1年4ヶ月?まだ時間はたっぷりあるでしょう・・・と思われるかもしれませんが、実際の選挙実施の2年前には、すでにゴールに向けて動き出しています。逆に言えば、それだけ時間を必要とする一大イベントということです。

大統領選には毎回8〜10の政党が立候補者の届出を提出します。しかし共和党や民主党以外の政党が総選挙で勝利したことは、これまでの大統領選の歴史ではありません。そのため、このコラムでも共和・民主の2大政党に焦点を充てていきたいと思います。日本にとっては海外での選挙戦ではありますが、決して遠くの出来事ではありません。何故なら今でもアメリカは経済的に日本に対して、そして政治的にはアジア太平洋地域に影響力を有しているからです。そのため、選挙戦までの動きを追っておいて損はないと思います。

 

では、共和・民主の現在の大統領候補者を見てみましょう。

今アメリカのニュースを賑わわせているのは、間違いなくこの人でしょう。共和党候補者のドナルド・トランプ氏です。遠慮ない物言いでいつもメディアの注目を浴びる、真っ正直な大富豪。彼は移民問題でまたも物議を醸す発言をしました。メキシコからアメリカに入国して来る不法移民たちには、性犯罪者や麻薬密売人がたくさんいると言ったのです。不法移民問題という、アメリカで常に議論の的となることについての発言で、結果的にトランプ氏は多くの支持者を集めることとなりました。

そしてトランプ氏の対抗馬は、現職ウィスコンシン州知事のスコット・ウォーカー氏。彼はウィスコンシンで、オバマケアと呼ばれる国民皆保険制度や学費支援制度(教育バウチャー)に徹底抗戦してきました。その結果、州全体で20億ドルもの支出削減を実現させました。

さて、民主党です。一番の目玉はバーニー・サンダース氏。彼は自らを”民主社会主義者”と呼んでおり、民主党左派グループからの支持を得ました。共和党候補のトランプ氏と同じく、サンダース氏も真面目一辺倒。若年層からの多くの支持を集めています。

そして、おなじみヒラリー・クリントン氏。今回の大統領選の最有力候補と見なされています。しかしサンダース氏からの追い上げが激しく、最近ではニューハンプシャー州で記者からの取材を一切断りました。これでまた、メディアとの仲の悪さを浮き彫りにさせました。

他の大統領選立候補者として、共和党では前大統領のジョージ・W・ブッシュ氏を兄に持つジェブ・ブッシュ氏、クリス・クリスティー氏、テッド・クルーズ氏、ベン・カーソン氏、民主党ではジム・ウェッブ氏、マーティン・オマリー氏などが注目です。

次回に続きます!

 

ダニエル・ペンソ

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米オレゴン州在住の日英翻訳家。1999年〜2009年の約10年間住んでいた東京を”第2の故郷”と呼ぶ。趣味は旅行、語学、。日本への旅行時には落語を楽しむ。
*ダニエル氏の詳細は以下のページをご覧下さい。 
日本語版 英語・日本語版

 

 

*日本語訳:徳橋 功

*ダニエル氏の意見は、My Eyes Tokyoとは関係ありません。

 

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