マスクするアメリカ & しないアメリカ 2021 Part2

ダニエル・ペンソ
コラムニスト/翻訳家

 

Part1からの続き)
少し車を走らせれば、世界的なウィルス大流行の影響により様々な変化が起きていることがハッキリと分かります。公園では、ブランコや遊び場が黄色いテープでぐるぐる巻きになっていたり閉鎖されていたりします。病院付近や学校内には、新型コロナ検査用の巨大なテントが設置されていました。人々はマスクをして歩き回ったり、ジョギングしたりすることになるでしょう。激しい運動は激しい呼吸を必要とし、マスクをしている間は酸素摂取量が制限され、吸った空気を再び吸うことになるため、しばらくすると吸った空気もきれいではなくなることを考えると、なぜそんなことをするのか理解できません。それでも、私は思いやりのある人間なので(笑)人の近くにいる時はマスクをし、マスクをしていないときは人から顔を背けるようにしています。

私の家の近くに、毎日屋外用のエリプティカルバイクに乗っているご年配の方がいます。新型コロナの予防接種を受けてからも、マスクを外しているのを見たことがありません。「自分の身は自分で守る」ということなのでしょう。

カリフォルニアの海岸線の上から下まで、有名なビーチでは地元の人も観光客もマスクをせずに歩いている人がたくさんいます。サンタモニカではマスクをしていない人に対し100ドルの罰金を科すとされているにもかかわらず、ホームレス含め、どこに行ってもマスクをしていない人がいます。

先日、歯医者に行く途中、スケートボード・パークの前を通ったのですが、どうでしょう。そのほとんどがティーンエイジャーと思われるにもかかわらず、スケートボーダーたちは誰もマスクをしていなかったのです。


※イメージ
Pch.vector – jp.freepik.com によって作成された woman ベクトル

 

私の家から歩いて10分以内のところにある公園は、サッカーチームに人気がありますが、20代の選手の中にマスクをしている人はいない、または少数です。昨年のある日の夕方、娘たちと近所を散歩していると、警察のヘリコプターが上空でサッカー選手たちに退避勧告を出していたことがありました(これも新型コロナの影響?)そんなヘリコプターの仕事など真っ平ごめんです。

このようなことを書いてきましたが、私もついにワクチン接種を決めました。その理由は以下の3つです。

①私が尊敬する、医者をしている複数の友人に新型コロナについて相談。その結果「我が身を守るためにワクチン接種が必要」と確信した。
②昨年は2回風邪に。特に5月の2回目の風邪はひどく、半日ほど病院で診察を受けることとなった。医者から「もしかしたら新型コロナかもしれない」と言われた。
これについては当然、怖くて心配だったので、慎重に行動してきました。今でも外に出て人に会ったりしますが、近くにいる人と話す時は、相手から少し距離を置いたりマスクをしたりしています。
③今後、特定の地域に行くにはワクチンパスポートが必要になる可能性。
私はいわゆる自由至上主義者であり、人々が自分の意志に反して我慢を強いられるべきではないと考えているので、私としては残念なことです。しかし、これが新たな現実となるのでしょう。

 

ダニエル・ペンソ
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米カリフォルニア州在住の日英翻訳家。1999年~2009年の約10年間住んでいた東京を”第2の故郷”と呼ぶ。趣味は旅行、語学、食。日本への旅行時には落語を楽しむ。
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*ダニエル氏の意見は、My Eyes Tokyoとは関係ありません。

 

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