冷凍ブルーベリー カナダ西海岸から日本に向けいよいよ出荷!
取材:ホフ・ジェニファー・アンドレア
構成:徳橋功
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写真提供:シルバーバレーファーム
そのまま食べても、ヨーグルトやアイスクリームに加えても美味しい冷凍ブルーベリー。スーパーやコンビニなどで手軽に買える健康食品として、私たちの日常生活にすっかり溶け込んでいます。それらの産地は主に北米と南米に大別できますが、中でもカナダ西海岸、弊社スタッフのジェニファーの故郷でもあるブリティッシュ・コロンビア州は、北米最大、世界第2位を誇るブルーベリーの産地。この秋、バンクーバー近郊にある”シルバーバレーファーム”より、美味しいお便りが届きました。
まずはシルバーバレーファームの映像をご覧ください。
広大な敷地を持つシルバーバレーファームは、現在の代表であるレイ・ビリン氏の祖父と父が1981年に購入した小さな苺畑とブルーベリー畑をその出発点としています。
レイ・ビリン氏
※オンライン記者会見より(2022年10月)
日本と深い繋がりを持つ農園
2004年より冷凍および生鮮品のブルーベリーの海外輸出を行い、2011年より日本への輸出を開始。輸入元である稲畑産業を通じてセブン&アイ・ホールディングスや日本生活協同組合連合会(生協)などで販売され、また北海道の余市でブルーベリー農園を経営するなど、日本と深い関わりを持っています。ブルーベリーの健康への効果が多くの人々に知られている一方、市場規模の拡大が停滞している日本の食卓にブルーベリーを届けるため、2019年より様々な分野へのプロモーションを精力的に行っています。
そのシルバーバレーファームが収穫を終え、出荷への準備に入りました。今年は現地の気候がブルーベリー栽培にとって最適だったとは言えず、そのために収穫が例年より遅れたり、その量も減少したりと苦労が多かったと語るビリン代表。しかしそれらを乗り越え、とても美味しいブルーベリーを収穫。シルバーバレーファームから日本への今年の冷凍ブルーベリーの出荷量は前年比23%増、過去最大量が見込まれるとのことです。
ブルーベリーは”ブレインフード”!
間もなく日本に到着するブルーベリー。今年はさらに市場を広げるべく、eスポーツ(ビデオゲームを用いた競技)プレイヤーにブルーベリーの高栄養価を最大限に活用した”ブレインフード”レシピの紹介を行っています。その裾野をさらに広げるべく、世界的人気を誇るトレーディングカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』とコラボ。
戦略性の高いゲームの前後に気軽に食べられ、しかもブルーベリーの高栄養価を最大限に活用したブレインフードレシピが、バンクーバーの人気シェフであるライアン・ゴーチェ氏より紹介されました。
ライアン・ゴーチェ氏
※オンライン記者会見より(2022年10月)
中にはゲームにある”パイ包み”というカードにあるイラストを忠実に再現したものも。「”ブルーベリーの楽しみ方はいくつもある”ということを伝えたい」と語るライアンシェフが作ったレシピはこちらです!
↑作り方はクリックで拡大してご覧いただけます。
「今日のコラボレーションで、皆さんにも日本の新しい食文化を感じていただけたのではないか。今後は日本の人々やコミュニティと密接につながり、イベントを開催させていただきたい。これからも日本の文化や食文化について学び、来春に向けて引き続きブルーベリーの情報を届けていく」と意気込むビリン氏。この記事を読まれたら、早速お近くのお店でカナダ西海岸産の新鮮な冷凍ブルーベリーをGETしてみてください!
関連リンク
※全て日本語
・シルバーバレーファームHP:silvervalleyfarms.ca/?lang=ja
・Blueberry Life Lab:silvervalleyfarms.jp/
”鯛のブルーベリー漬け”を使ったお茶漬けなど自由な発想が生んだレシピも掲載!
・オリジナル紙芝居「ブルーベリーの旅」(動画):youtu.be/ST3tQsTwWXI
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