TEDxKyoto 2012に行ってきました!

My Eyes Tokyoという名前でありながら関西からの情報をお伝えするコーナーです。前回の”京都大学アカデミックデイ”に引き続き、今回は世界的カンファレンスである“TED”の京都版「TEDxKyoto」のもようをお伝えします。My Eyes Tokyo 関西エリアマネージャーのリポートをどうぞ!

 

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京都が持つ大きなエネルギーと情熱を世界へ向けて発信すべく、2012年9月16日(日)京都大学 きはだホール (京都大学宇治キャンパス 宇治おうばくプラザ)にて、記念すべき第一回目となる「TEDxKyoto 2012」が開催されました。

TEDの理念に共鳴した、立命館大学で教鞭をとるJay Klaphake(ジェイ・クラパーキ)氏と、株式会社はてなの創始者であり代表取締役の近藤淳也氏によって2011年に創立。京都近郊の大学の学生や留学生、大学教員、ITベンチャー企業の代表取締役、一部上場企業の会社員、税理士、社会保険労務士、独立事業主、建築家、メディアアーティストなど、多種多様なメンバーが集結し、最高のTEDxイベントを作り上げるために一丸となってプロジェクトに取り組みました。和太鼓を中心とした様々な楽器演奏と映像作家の特別コラボ供奏から始まり、最後はスタンディングオベーションのもと大成功で幕を閉じました。

 
*写真提供:TEDxKyoto   

今年のテーマは「Power of Ideas」そして「伝統と革新」。
“Ideas Worth Spreading”(良いアイデアを広めよう)というTEDの理念のもと、アイデアのもつパワーを感じる日にしたいという想い。また京都の持つ長い歴史の中に根付く伝統文化や、時代とともに生まれる新しい革新的アート・アイデアを、京都から世界に発信したいという想いが込められています。


*写真提供:TEDxKyoto 

登壇者は主に;
イベント会場でもある京都大学の総長、松本紘氏(宇宙プラズマ物理学)、芥川賞作家の平野啓一郎氏、 “禅”の考えを取り入れて世界的ベストセラーとなった「プレゼンテーションZen」の著者で、ブランドコミュニティ専門家のガー・レイノルズ氏らをはじめ、考古学、ロボット、音楽、数学など、TEDのテーマであるテクノロジー、エンターテインメント、デザインのそれぞれの分野で大変注目されている方々22名。当日は若干、機材トラブルなど想定外の事態もありましたが、その手作り感がまたTEDxならではの魅力なのだろうと、多くの参加者も口にしていました。  

 

  
  

今回は参加者も全て招待制。講演合間の休憩やランチ・ディナーの時間は、参加者同士スピーチの感想を語りあったりアイデアを交換したりと、横同士のつながりの場が至るところで生まれていました。京都の禅寺「妙心寺」のお坊さん、それに着物姿の方も参加されていて、まさに京都ならでは!また、メニューには八つ橋や和菓子はもちろん、お漬物寿司なんていうのもありました。食事ひとつひとつにも京都らしさがにじみ出ていました。

また写真からもお分かりいただけるように、スタッフの方々ひとりひとりが本当に楽しそうに笑顔で動いてらっしゃいました。自然と参加者同士が繋がれるような場づくりを、スタッフさんたちが自ら作っていらっしゃる印象を受けました。  

 

こちらの写真に写っている白いシャツの方は、「独立研究者」というユニークな肩書きをお持ちの森田真生さん。織田裕二か森田真生さんか、というくらい白いシャツが似合っていて、そのルックスも相成り女性に大人気でした。

彼のスピーチもとても興味深く、数学の世界の数々の「名作」を「演奏する」ことをコンセプトに「数学の演奏会」というステージを全国各地で開催されています。私もうまく説明できないので、詳しくは森田さんのホームページをご覧ください。本当に素敵な独特のオーラを身にまとわれており、天才と言うにふさわしい方だと思いました。  

 

一方、こちらの写真に写っている黒いTEDxKyoto Tシャツを着ているのは、考古学者の河江肖剰さん。スタッフと間違われ、「どなたのスピーチがよかったですか?」などと聞かれたと笑ってらっしゃいました。エジプト考古学者である河江さんのご専門は「巨石建造物の3D計測」と「ピラミッド時代の住居考古学」。行ったことがないと、ピラミッドは頭の中でしかそのイメージを想像できないけれど、観光客で埋め尽くされているのだそう。「その観光客数と同じ数の人たちがここで働かされていた。そのように想像してみてください」というお話をお聞きしました。3D計測されたピラミッドを拝見するのも初めてで、内部構造がとても面白かったです。

その他にもTEDxKyotoでは面白いスピーチが目白押しでした!正直言って朝からのイベントなので「今日は長い一日になりそう・・・」と思っていましたが、そんなことは全然ない!あっという間に時間が過ぎました。  

 

最後に主催者である株式会社はてな代表取締役の近藤淳也さん(下の写真 左から2人目)ともお話をさせていただくことができました。 TEDxKyotoが大盛況のうちに終わり、近藤さんご自身も本当にほっとされているご様子でした。「TEDxKyoto 2012」は素晴らしいメンバーの手で作られた、まさに圧巻のイベントとなりました。

今後、アーカイブ映像が日英字幕付きでYouTubeにアップされる予定なので、みなさんもぜひご自身の目で、京都が持つ大きなエネルギーとパワーを感じてくださいね!

また、このTEDxKyotoはNPO法人化を予定しており、一度限りで終了するものではなく、来年以降も継続的に開催されます。今後の京都に「文化的な、世界規模のイベント」として根付かせることを目標にして活動が行われます。今後も大注目ですね! (関西エリアマネージャー 記)     

 

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